午前中は総務課で業務の引き継ぎをし、午後は副社長室に続く秘書執務室で業務を行う。
これが塔子にとって最近のスケジュールとなっている。
副社長秘書の仕事自体は電話応対やスケジュール管理が主のため、今のところ困ったところもない。
どちらかと言うと、仕事が早く冷静で的確な判断のできる雄平の有能さを間近で見て驚いている時間の方が多いのかもしれない。
本音を言えば、これだけ優秀な雄平に専属秘書なんて必要なのだろうかと思うし、それが秘書経験もない塔子だと考えると、かえって足を引っ張っているようで不安は募るばかりだ。
「そういえば、秘書課長が忘年会の話をしていたな。来週末の予定だが、君も行けるよね?」
「いえ、それは・・・」
あぁ、ここでも忘年会の話かと、塔子は小さくため息をついた。
「都合が悪いの?」
「ええ、すみません」
別に意地悪で行かないと言っているわけではないし、嫌いだから行かないわけでもなく、塔子には塔子の事情があるのだ。
ただそれを話すことはできず、ただ申し訳ありませんと頭を下げるしかなかった。
これが塔子にとって最近のスケジュールとなっている。
副社長秘書の仕事自体は電話応対やスケジュール管理が主のため、今のところ困ったところもない。
どちらかと言うと、仕事が早く冷静で的確な判断のできる雄平の有能さを間近で見て驚いている時間の方が多いのかもしれない。
本音を言えば、これだけ優秀な雄平に専属秘書なんて必要なのだろうかと思うし、それが秘書経験もない塔子だと考えると、かえって足を引っ張っているようで不安は募るばかりだ。
「そういえば、秘書課長が忘年会の話をしていたな。来週末の予定だが、君も行けるよね?」
「いえ、それは・・・」
あぁ、ここでも忘年会の話かと、塔子は小さくため息をついた。
「都合が悪いの?」
「ええ、すみません」
別に意地悪で行かないと言っているわけではないし、嫌いだから行かないわけでもなく、塔子には塔子の事情があるのだ。
ただそれを話すことはできず、ただ申し訳ありませんと頭を下げるしかなかった。



