「では、後は副社長の指示に従ってください」
一通り挨拶が終わると、秘書課長が副社長室を出て行った。
残されたのは塔子と雄平。
突然のことに、状況が飲み込めないまま塔子は立ち尽くした。
「神林雄平です。改めて、今日からよろしく頼みます」
「よ、よろしくお願いします」
今更な挨拶だと思う。
なぜなら、数時間前まで2人は同じマンションにいたのだ。
普通に考えて気づかないはずはないだろう。
「業務については、おいおい慣れていってもらえばいいから、とりあえずはスケジュール管理と電話応対をお願いします」
どうやら、初対面の専属秘書として対応を貫くつもりらしい。
であるならば、塔子もそれに付き合うしかない。
「至らない点も多いと思いますが、よろしくお願いいたします」
本当は、なぜ秘書経験もない自分が副社長秘書に選ばれたのかを聞きたかったが、塔子にはそれを口にする勇気がなかった。
一通り挨拶が終わると、秘書課長が副社長室を出て行った。
残されたのは塔子と雄平。
突然のことに、状況が飲み込めないまま塔子は立ち尽くした。
「神林雄平です。改めて、今日からよろしく頼みます」
「よ、よろしくお願いします」
今更な挨拶だと思う。
なぜなら、数時間前まで2人は同じマンションにいたのだ。
普通に考えて気づかないはずはないだろう。
「業務については、おいおい慣れていってもらえばいいから、とりあえずはスケジュール管理と電話応対をお願いします」
どうやら、初対面の専属秘書として対応を貫くつもりらしい。
であるならば、塔子もそれに付き合うしかない。
「至らない点も多いと思いますが、よろしくお願いいたします」
本当は、なぜ秘書経験もない自分が副社長秘書に選ばれたのかを聞きたかったが、塔子にはそれを口にする勇気がなかった。



