咲教授の数学推理ミステリー




「事件状況③だ。

証言はこうだ

事情聴取中、深夜に凄まじ叫び声がしたことを近所の人達が喋りだした。

走り去る音が聞こえたりして、車の音も聞こえ見た先には森の中へ向かう黒い車が。

首元に凄まじい数々の手の後があった事を知る。

推理を繋げよう。


黒猫を隠しながら逃げていた椎名は、黒猫の異臭やら足元の遅さで信者に見つかり連れ去られた。


そこで森の中の宗教施設でリンチにされ殺されてしまったんだろう。


よって、ここで教団に捕まってしまった椎名は、首を複数人に絞められて殺されたんだ」


ガタガタと音を立てて座り込んだ信者。


よく見ると膝が震えている。



「大人数で彼を襲ったんだろう。


この中の信者にも仲間がいるかも知れない」




やはり大人数で襲ってこようとしてきた信者。



スタンガン一つでは、立ち向かえない。



ギュッと目をつぶる。



「そこまでだ!!


続けてくれ。


咲教授」




はっと声をする方を向くと、署長が立っていた。



銃口を向けていたのを見て、教授を覗くと音声ピンが胸元に挟まれていた。



渡してたのかよ………。