(仮)俺が守るから!~御曹司✖️訳あり令嬢~

私はショックから意識が戻らず目が覚めたのは事件から1ヶ月経った頃だった。


彩愛(ん……。まぶしい……。ここ…どこだろう……)


意識がはっきりしない頭でぐるぐる周りを見渡していると、点滴を確認しに来た看護師さんと目が合う。


看護師「東條さん!目が覚めましたか?先生を呼びますね!」

(まだ意識がはっきりしない。何で私はここにいるんだろう?)

医師「東條さん!わかりますか?1ヶ月もの間意識が戻らなかったんですよ。少しみさせてもらいますね。どこか痛い所などありますか?」


私は首を振った。


彩愛「(痛いところは、ない。でも……)」


何かがおかしい。
意識が戻ってから一言も話さない私に違和感を持った医師が


医師「東條さん。声、出せますか?」

彩愛「(何言ってるんだろう。声出してるのに。あ…あ…!出ないっ…出てないっ……)」


ヒューヒュー言っているだけで私の声は全く出ていなかった。
ずっとおかしいと思っていた違和感はこれだったのだ。