「……ご、ごめん、勉強の邪魔しちゃったね。じゃあ、お弁当あとで食べて?それからストラップもここに置いておくね」
そうお弁当箱の上にストラップを置こうとした、その時だった。
「……僕の話、聞いてた?」
冷たい、硬い声。
ようやく私に向けられた瞳は、見たこともないほど凍りついていた。
「いらないって、言ったはずだけど」
「……っ、そっか……わかった、ごめんね……」
これ以上ここにいたら、呼吸ができなくなる。
急いで机からお弁当箱を持ち上げると、追い打ちをかけるように涼くんの言葉が降ってきた。

