恋は、甘くて幸せなものだと思っていた。 だけど、今の私の恋は、冷たくて、痛くて、苦しい。 大好きな彼に無視されるたび、心に薄氷が張っていくみたいで。 「俺にしとけばいいだろ」 絶望の中にいた私に、そう言って手を差し伸べたのは、学校で一番近づいちゃいけない。 チャラくて、強引で、でも誰よりも熱い──あの人だった。 ──これは、冷え切った恋にしがみついていた私が、最高の幸せに奪われるまでの物語。