私はサンタに恋をしている。

でも、もう限界だ。



40人分の宿題をこなすなんて無理に決まっている。



腕もシャーペンも心もボロボロ。


毎日泣きながら眠っていた。


宿題が間に合わないとバケツの水をかけられるので、死に物狂いで書き続けた。






ルイのことは相変わらず覚えていた。




でも、あれは幼少期に見た夢だったんだと思う。


分かっている。あんな人、実在する訳ない。




それでも、ルイは私の唯一の救いだった。



辛い時にはルイと過ごした思い出を思い出した。



いつかルイが来てくれると信じて眠りについた。




そうすることで、ギリギリの心を保っていた。





そして、この年のクリスマスも私は起きていた。
クラスメイトの冬休みの課題をしなければならないからだ。