私はサンタに恋をしている。

やっぱり子供だ。


サンタでも、子供は子供なんだ。



この数年で、ルイのことをたくさん知れた気がする。


会ったのは数回だけど、ルイのことは親友だと思っていた。








それなのに。








「ねぇルイ」



「ん?」






「私ね、来年からサンタが来なくなるんだって。


…前に教えてくれたよね。サンタが来るのはサンタの助けが必要な子供だけって。
私、もうサンタの助けがいらなくなっちゃったみたい……」




「…………そうか」




「ルイのことを嫌いになった訳じゃないよ。
私、ルイのことは親友だと思ってるし。
……5歳のあの日から、毎年ルイに会えるのを楽しみにしてたの。
でも……もう会えなくなるみたい……」



目から涙が溢れ出る。