私はサンタに恋をしている。

それから数年後。私は10歳になった。



私はクッキーを大量に用意して、またソファで彼を待っていた。



深夜になり、日付の変わる直前。


彼がやって来た。


彼は窓枠に足を引っ掛けて、部屋の様子を伺っていた。



「やっほ!久しぶり!」


「おわぁぁぁ!?脅かすなよ!」


「ごめんなさい。久しぶりに会えたのが嬉しくて、つい」


「ったく………ほらよ、今年のプレゼントだ」



彼はそっぽを向きながら小箱を渡してきた。中にはずっと欲しかったテディベアが入っていた。



「かわいい……!ありがとう!えーと…サンタロウ?」



「何だよその変な名前!?」


「名前が分からないから付けたの。
私も名乗るから、名前教えてくれない?」


「…………ルイ」



「ルイって言うんだ!私はユキ。よろしく」