『サン マル ゴ・サン マル ゴ
…305…305…3‥0‥5』

あった…


あったぁ!!


私は
憧れの大学へ
入る事が出来た


嬉しくて 嬉しくて

その足で
そのまま
丘へと走った


今までよりも
もっと素敵に
もっと大きく
見えた


笑っているのに
目から流れる
涙は
止まらなかった


春の木漏れ日が
眩しく
濡れた目に
語りかける


青空に
目蓋をかけ

流れる涙に
そよ風を感じた