危険すぎる恋に、落ちてしまいました。番外編2

買い出しを終えた二人は、美羽の家へ向かった。

玄関前――
そこにはすでに、悠真と莉子と遼が待っていた。

「美羽〜!」

莉子が手を振る。

「ごめんね〜!お待たせ〜!」

美羽が手を振り返すと、
「……美羽ちゃーん……」

悠真は相変わらずげっそりしていた。
手を上げるだけで精一杯。

「悠真くん、ほんとに大丈夫……?」
「……大丈夫……」
「……まだ……生きてる……」

「その言い方、余計不安なんだけど!?」

莉子がにやにやしながら言う。

「あ!お兄ちゃんも一緒だったんだ!」

美羽は一瞬「う」と詰まる。
「え?う、うん……」

車内のドキドキを思い出して、なぜか後ろめたい。
遼がさらっと笑う。

「じゃ、さっそくお邪魔するね?」

「うん、どうぞ〜!」

みんなで家に入っていく。
玄関には、結婚式の日の集合写真。
桜が舞う中で笑っているあの日の一枚。

「綺麗なお家だね〜!」

莉子は目を輝かせる。

「あ、写真も飾ってるんだ!♪」

美羽も嬉しそうに頷いた。

「うん、これお気に入りなの」

莉子が写真を見ながら、しみじみ言う。

「美羽……ちゃんと奥さんしてるんだねぇ」

「奥さんってなに!?」

美羽は照れて笑った。