中学、高校、大学と、それなりの恋愛はしてきたし、それなりのことは経験したと思っている。
時にはあまり良くない関係になったこともあったけど、経験としておいている。
でも、ユズさんは今までの恋愛とはなんとなく違う。
好きなのかは分からない。
たった1回会っただけ。
ユズさんにとっては多くの客の中の1人かもしれない。
ましてや、ユズさんという名前は多分偽名なのだろう。
そんな薄い関係だ。
でも、ユズさんのことを考えてしまう。
あの後帰ってからも顔の火照りは引かなかった。
ユズさんの笑顔やユズさんの声、ユズさんの瞳、ユズさんの黄色いドレスから覗くふっくらした太もも…
重「おー、勇輝おはよ、一昨日大丈夫だったか?」
佐「あ、シゲさんおはようございます。大丈夫ですよ、むしろ送って貰ってすみませんでした。」
重「いやいや、俺が誘ったんだしさ(笑)ってー、それより、ユズちゃんとLINE交換した?」
佐「え?してないですけど…?」
重「はぁ!?なんでだよ!めちゃくちゃいい雰囲気だったじゃん!」
佐「え、あーゆーところってそういうのダメじゃないんですか?」
重「いや?Flowerはよかったはず。てか、俺もママと交換してるし、行く時はそのLINEに連絡してるよ。その方が助かるって言ってたし」
佐「へー、そうなんですね」
重「そうなんですねじゃねぇよ、もうー!(笑)今日すぐ行け!顔忘れられる前にすぐ!今日!」
佐「は!?行かないですよ!シゲさんとならまだしも」
重「俺今日無理だよ、さすがに家帰んなきゃだもん。あ、村ちゃん誘ってみれば?」
佐「え、村田ですかー?(笑)」
重「村ちゃんも後についた子のこと気に入ってそうだったし、聞いてみれば?」
佐「いや、大丈夫です。ハマりたくないんで。」
重「大丈夫だって!あ、村ちゃん来たじゃん、村ちゃーん…」
行きたくない、と言えば嘘になる。
本当はもう一度ユズさんに会いたい。
もっとゆっくりユズさんと話したいし、ユズさんの話も聞きたい。
ユズさんのことを知りたい、近付きたい、触れたい。
そう思っている時点でもう引き返すのが難しいことも分かっている。
でも、ユズさんは普通の女の子じゃない。
お店を通じてしか会えない。
僕1人であのお店に行く勇気はない。
きっと、ユズさんだからこんな風に思ってる僕以外の男の人がたくさんいるんだろうな。
僕なんかよりもっとお金持ちで、ハイスペで、ユズさんに釣り合うようなかっこいい人が。
村「俺もうミレイちゃんのLINE持ってまーす!♡」
重「さすが村ちゃんは足も速けりゃ手も早いね(笑)」
佐「えっ」
村「勇輝さんはあの黄色の子のLINE交換しなかったんですか?」
佐「…してないよ」
村「まぁ勇輝さん真面目ですもんね!そういうキャラじゃない!(笑)」
重「それはそう!(笑)」
ハマりたくない、これ以上踏み込みたくない、という気持ちが先行して結局中々お店には行けなかった。
その間に村田は何度か行ってたみたいで、相当ミレイちゃんと仲良くなってたらしかった。
村「俺…割とマジでミレイちゃんのこと好きかも」
佐「えぇ?」
村「だって、俺と話してる時のミレイちゃんは多分あれが素なんですよ。キャラ作ってない感じとかめちゃくちゃ可愛くて。」
佐「はぁ」
村「ミレイちゃん、まじで可愛くて。俺、本気になりそうで怖いっす」
佐「それは…分かるけど」
村「俺、今まであんま真面目な恋とかしてなかったすけど、好きってこういうことかなって思えるのがミレイちゃんで…」
佐「そっか、」
村「そういう勇輝さんは?ユズちゃんと会ってないんですか?」
佐「…会ってないよ、お店にもあれ以来行ってないし。」
村「なんだ、勇輝さんも揺れてんのかと思った。違うんすね」
佐「…どうだろうな」
村「…勇輝さん、今日、一緒にお店行きません?2人で。」
佐「え、今日2人で?」
村「俺、ミレイちゃんと話したいんすよ、来てもらうだけでいいんで!ダメすか?」
佐「…まぁ、いいよ、行こうか」
村「ほんとに!?やった!!あざす!」
村「どうもーー!」
ミ「あ!村ちゃん!やっほー!」
村「ミレイちゃん来たよー!」
ミ「いつもありがとう♡勇輝さんもどうぞ!」
佐「あ、ありがとう」
ミ「ユズさんなら後で来ますよー」
佐「えっ、あ、あぁ、ありがとう…」
マ「あら?今日は2人だけなのね」
村「俺が勇輝さん誘ったんすよ!」
マ「そうなのね!勇輝くんあれから来てくれなかったから心配してたのよー大丈夫だった?」
佐「はい、大丈夫でした、すみません」
マ「ぜーんぜん!今日も楽しんで行ってね!」
佐「ありがとうございます…」
ユ「勇輝さんっ」
佐「あっ」
ユ「いひひ、久しぶりー」
佐「久しぶり」
ユ「やっと来てくれたーもう私嫌われちゃったのかと思ってたよーー、今日は何飲む?」
佐「いや、そんなわけないよ。ちょっと…なんか来るのが…恥ずかしくて…」
ユ「そっかそっか、でも今日来てくれたのめちゃくちゃ嬉しいよ?」
佐「あ…ありがとう…あ、俺ジンジャーエールでもいいかな?」
ユ「もちろん!」
ユズさんだ…
いつ見ても綺麗で可愛いな…
華やかで、いい香りで、暖かい雰囲気で
村「ちょっ、勇輝さんLINE!」
佐「えっ、あっ」
ユ「LINE?大丈夫?お仕事の関係?」
佐「いや、あの、違くて…その、LINE…」
村「あんねぇ、勇輝さんさ(笑)」
ミ「ねぇ!今日はミレイのこと見てくれないの?」
村「…そんなわけないじゃん、ずっとミレイちゃんしか見てないよ〜」
ミ「もぉ〜、だって今日村ちゃんずっとユズさん達の方ばっかり見てるんだもんっ」
……
ユ「おぉ、ラブラブだねぇ(笑)」
佐「あ…その、LINE交換、してもらっても、よかったりしますか…?ユズさんがよければで全然いいので!!無理しないで!」
ユ「えっ?あはは、いいよ〜!交換しよ!お店来てくれる時連絡してね!」
佐「はい!ありがとうございます、嬉しい、です…」
ユ「LINE聞くのって結構勇気いるよね〜(笑)分かるわかる~」
佐「ぶっちゃけ、こういうお店の人に聞いていいのか分かんなくて、でも、シゲさんも村田も聞いてたからどうかなって…」
ユ「…めちゃくちゃ考えてくれるじゃん、嬉しい」
佐「あ、いや…難しいなって思ってたので」
ユ「もぉ〜相変わらず勇輝くん可愛いなぁ~」
佐「///」
ユミ「「じゃあねー!またねー!」」
村「またねー!ありがとうー!!」
佐「またねー、寒いから入っててねー!」
村「あれ?勇輝さんタメ口になったんすか?」
佐「あぁ、ユズさんからタメ口でいいからって言われてさ」
時にはあまり良くない関係になったこともあったけど、経験としておいている。
でも、ユズさんは今までの恋愛とはなんとなく違う。
好きなのかは分からない。
たった1回会っただけ。
ユズさんにとっては多くの客の中の1人かもしれない。
ましてや、ユズさんという名前は多分偽名なのだろう。
そんな薄い関係だ。
でも、ユズさんのことを考えてしまう。
あの後帰ってからも顔の火照りは引かなかった。
ユズさんの笑顔やユズさんの声、ユズさんの瞳、ユズさんの黄色いドレスから覗くふっくらした太もも…
重「おー、勇輝おはよ、一昨日大丈夫だったか?」
佐「あ、シゲさんおはようございます。大丈夫ですよ、むしろ送って貰ってすみませんでした。」
重「いやいや、俺が誘ったんだしさ(笑)ってー、それより、ユズちゃんとLINE交換した?」
佐「え?してないですけど…?」
重「はぁ!?なんでだよ!めちゃくちゃいい雰囲気だったじゃん!」
佐「え、あーゆーところってそういうのダメじゃないんですか?」
重「いや?Flowerはよかったはず。てか、俺もママと交換してるし、行く時はそのLINEに連絡してるよ。その方が助かるって言ってたし」
佐「へー、そうなんですね」
重「そうなんですねじゃねぇよ、もうー!(笑)今日すぐ行け!顔忘れられる前にすぐ!今日!」
佐「は!?行かないですよ!シゲさんとならまだしも」
重「俺今日無理だよ、さすがに家帰んなきゃだもん。あ、村ちゃん誘ってみれば?」
佐「え、村田ですかー?(笑)」
重「村ちゃんも後についた子のこと気に入ってそうだったし、聞いてみれば?」
佐「いや、大丈夫です。ハマりたくないんで。」
重「大丈夫だって!あ、村ちゃん来たじゃん、村ちゃーん…」
行きたくない、と言えば嘘になる。
本当はもう一度ユズさんに会いたい。
もっとゆっくりユズさんと話したいし、ユズさんの話も聞きたい。
ユズさんのことを知りたい、近付きたい、触れたい。
そう思っている時点でもう引き返すのが難しいことも分かっている。
でも、ユズさんは普通の女の子じゃない。
お店を通じてしか会えない。
僕1人であのお店に行く勇気はない。
きっと、ユズさんだからこんな風に思ってる僕以外の男の人がたくさんいるんだろうな。
僕なんかよりもっとお金持ちで、ハイスペで、ユズさんに釣り合うようなかっこいい人が。
村「俺もうミレイちゃんのLINE持ってまーす!♡」
重「さすが村ちゃんは足も速けりゃ手も早いね(笑)」
佐「えっ」
村「勇輝さんはあの黄色の子のLINE交換しなかったんですか?」
佐「…してないよ」
村「まぁ勇輝さん真面目ですもんね!そういうキャラじゃない!(笑)」
重「それはそう!(笑)」
ハマりたくない、これ以上踏み込みたくない、という気持ちが先行して結局中々お店には行けなかった。
その間に村田は何度か行ってたみたいで、相当ミレイちゃんと仲良くなってたらしかった。
村「俺…割とマジでミレイちゃんのこと好きかも」
佐「えぇ?」
村「だって、俺と話してる時のミレイちゃんは多分あれが素なんですよ。キャラ作ってない感じとかめちゃくちゃ可愛くて。」
佐「はぁ」
村「ミレイちゃん、まじで可愛くて。俺、本気になりそうで怖いっす」
佐「それは…分かるけど」
村「俺、今まであんま真面目な恋とかしてなかったすけど、好きってこういうことかなって思えるのがミレイちゃんで…」
佐「そっか、」
村「そういう勇輝さんは?ユズちゃんと会ってないんですか?」
佐「…会ってないよ、お店にもあれ以来行ってないし。」
村「なんだ、勇輝さんも揺れてんのかと思った。違うんすね」
佐「…どうだろうな」
村「…勇輝さん、今日、一緒にお店行きません?2人で。」
佐「え、今日2人で?」
村「俺、ミレイちゃんと話したいんすよ、来てもらうだけでいいんで!ダメすか?」
佐「…まぁ、いいよ、行こうか」
村「ほんとに!?やった!!あざす!」
村「どうもーー!」
ミ「あ!村ちゃん!やっほー!」
村「ミレイちゃん来たよー!」
ミ「いつもありがとう♡勇輝さんもどうぞ!」
佐「あ、ありがとう」
ミ「ユズさんなら後で来ますよー」
佐「えっ、あ、あぁ、ありがとう…」
マ「あら?今日は2人だけなのね」
村「俺が勇輝さん誘ったんすよ!」
マ「そうなのね!勇輝くんあれから来てくれなかったから心配してたのよー大丈夫だった?」
佐「はい、大丈夫でした、すみません」
マ「ぜーんぜん!今日も楽しんで行ってね!」
佐「ありがとうございます…」
ユ「勇輝さんっ」
佐「あっ」
ユ「いひひ、久しぶりー」
佐「久しぶり」
ユ「やっと来てくれたーもう私嫌われちゃったのかと思ってたよーー、今日は何飲む?」
佐「いや、そんなわけないよ。ちょっと…なんか来るのが…恥ずかしくて…」
ユ「そっかそっか、でも今日来てくれたのめちゃくちゃ嬉しいよ?」
佐「あ…ありがとう…あ、俺ジンジャーエールでもいいかな?」
ユ「もちろん!」
ユズさんだ…
いつ見ても綺麗で可愛いな…
華やかで、いい香りで、暖かい雰囲気で
村「ちょっ、勇輝さんLINE!」
佐「えっ、あっ」
ユ「LINE?大丈夫?お仕事の関係?」
佐「いや、あの、違くて…その、LINE…」
村「あんねぇ、勇輝さんさ(笑)」
ミ「ねぇ!今日はミレイのこと見てくれないの?」
村「…そんなわけないじゃん、ずっとミレイちゃんしか見てないよ〜」
ミ「もぉ〜、だって今日村ちゃんずっとユズさん達の方ばっかり見てるんだもんっ」
……
ユ「おぉ、ラブラブだねぇ(笑)」
佐「あ…その、LINE交換、してもらっても、よかったりしますか…?ユズさんがよければで全然いいので!!無理しないで!」
ユ「えっ?あはは、いいよ〜!交換しよ!お店来てくれる時連絡してね!」
佐「はい!ありがとうございます、嬉しい、です…」
ユ「LINE聞くのって結構勇気いるよね〜(笑)分かるわかる~」
佐「ぶっちゃけ、こういうお店の人に聞いていいのか分かんなくて、でも、シゲさんも村田も聞いてたからどうかなって…」
ユ「…めちゃくちゃ考えてくれるじゃん、嬉しい」
佐「あ、いや…難しいなって思ってたので」
ユ「もぉ〜相変わらず勇輝くん可愛いなぁ~」
佐「///」
ユミ「「じゃあねー!またねー!」」
村「またねー!ありがとうー!!」
佐「またねー、寒いから入っててねー!」
村「あれ?勇輝さんタメ口になったんすか?」
佐「あぁ、ユズさんからタメ口でいいからって言われてさ」
