運命の出会いって君は言うかな

ユ「おはよーございまーす」

「「おはよー」」

いつもどおりの出勤。
いつもどおりのお店。
いつもどおりのメンバー…

ユ「あれ?今日アユちゃんは?」

マ「今日同伴してからだってー」

ユ「そうなんだ、おつかれだ」

マ「しかも客ユキオだってー大変すぎー(笑)」

ユ「うわっ、ユキオかぁ…帰ったら労ってあげなきゃ(笑)」

ミ「おはようございまーす」

ユ「おはよー」

ミ「あっ!ユズさーーん!もう聞いてくださいよー」

ユ「えー?なになに?どした?」

『ラウンジ Flower』
今日も私はここで嘘をつく。
19時から2時までの間だけ。
時給は1700円。
ノルマやランキングや罰金はない。
裏にヤクザも暴力団もいない。
過干渉してくる親も、比較対象の兄妹もいない。
冷たくて、優しい、緩い、私の仕事場。

マ「あ、ユズちゃーん、今日さ、お客さん3人で来るんだけど、ハナちゃんのヘルプ入れる?」

ユ「全然いけますよ!」

マ「ありがとー!今日団体さん入ってるから人いなくてさー、そのお客さん達は全然変な人じゃないから大丈夫だよ!」

ユ「了解です」