何があっても、ずっとそばにいる...

「うん、そうだね」

楓真は優李の返事に、ほっとしたように軽く笑う。
「じゃあ、今日はゆっくり歩こっか」

優李と一緒にいるこの時間をもっと自然に楽しみたい気持ちでいっぱいだ。
(....なんでただ歩くだけでこんなにドキドキするんだろ)

「楓真から誘ってくるなんて珍しいね?
 もしかして何か相談でもあった?」

楓真は少し照れながら、肩をすくめる。
「いや、別に相談とかじゃないんだ。
 .....ただ、優李と話したくて」

(なんでこんなこと言うだけで心臓バクバクするんだろ)

でも、優李の隣で歩くこの時間が、楓真にとってはいつもより少し特別に感じられる。