何があっても、ずっとそばにいる...

放課後。教室はすっかり静かになり、廊下には残りの生徒の声だけがかすかに響く。
楓真は自分の荷物をまとめながら、ふと窓の外を見ると、優李が友達と一緒に歩き出すところだった。

(....あ、あいつと一緒に帰れたらな)

楓真は少し勇気を出して、声をかける。
「優李、今日、一緒に帰らない?」

心の中では、緊張で手が少し震えてるのを感じる。
でも、優李の返事を待つ時間が、逆に心を
そわそわさせる。

「別に良いけど、どうしたの?なんかあった?」

ちょっとほっとしつつ、でも照れ隠しに少し笑う。
「え、別に...ちょっと話したくなっただけ」

心の中では、優李と二人きりで歩けることに少しワクワクしている。
(....なんでこんなに緊張するんだろ。話すだけなのに)

他の生徒の視線を避けながら、楓真は少し早歩きで優李の隣に並ぶ。
「じゃあ、行こうか」