何があっても、ずっとそばにいる...

(特別?それはどんな特別なの?そう聞きたいけど聞いたら、この関係が壊れそうで聞けない...)

「そう、なんだね...」

優李の返事を聞き胸がぎゅっとなる。
(....あぁ、優李には分かるように言いたいけど、今はまだそれを口に出せないな)

歩きながら、ほんの少し距離を縮めて優李の横顔を見る。

「....そうだよ。優李は、俺にとって特別だ」

言葉にしたものの、楓真の声は少し震えている。
(これ以上はまだ言えない。今はただ、一緒に歩ける時間を大事にしたい)

夕日の光が二人を柔らかく照らす中、楓真は
優李の反応をそっと気にしながら歩き続ける。