◇真実の世界への門◇


さて、門の創造者である私の名前は、今はまだ明かさない。

のちに明らかになることだが。

とりあえず「零余子」と名乗っておこう……。


ここは、僕と君のふたりだけの場である。

そうだな……。喫茶店にいるときのように、くつろいでみてはどうだろう?

紅茶でも、珈琲でも、好きな飲み物を、飲みながら話そうか……。