アイドルとファンの恋愛(仮)

「そんな頃から推してくれてたんだね。」
「は、はい。」

もう、蒼葉くんだとわかったときから私の心臓はドッキドキ。

今から映画を観るというのにずっとテンション上がってるんだけど。

ていうかテンションが上がりすぎてて、あおくんとあってから何を話したかはっきり覚えてないから変なこと言っちゃっていないか、不安にもなってきたんだけど。

「ていうか蒼羽さんって映画館とか来るんですね。」

やばい、こんなこと本人の前で言うことじゃない。間違えた。もう、変なファンだと思われちゃうじゃん。

「はい、そうなんですよ。意外と映画館とか来るんですよ。メンバーが出ている映画とか見に来たりしてますよ。」

そうなんだ。あおくんは他のメンバーと違って映画を見に行ったりしてもあまり言ったりしないことが多いから意外。まさか、こんなところで聞けるなんて。

「そろそろ始まりますね。」

笑顔で言ったら何言ってもカッコいい!!

「はいっ。」

そして、映画が始まってからも隣に映画に出ている本人がいると思うと集中できないよ。

この映画は原作小説がある恋愛映画で原作を読んだ人によるとキスシーンがあるそうで嫌がっているファンもたくさんいた。

でも私は別にキスシーンは嫌では無いから普通に見に来たけど、今回は隣に本人がいるから終わったときに気まずいと思うのだ。