アイドルとファンの恋愛(仮)

仕方ないし声をかけて席を確認してもらおう。

「すみません。」
「はい。」

何この人、人が話しかけてるのにこっち向かずにずっとうつむいて。話す気ある?

「そこ、私の席だと思うんですが、チケット確認してもらえませんか。」

そう私が言うと、何かに気づいたように急いでチケットを出した。

「すみません。僕が席間違えていました。すぐに交換します。どうぞ。」

さっきまでのは何だったのかと思うほどすぐに席を変えてくれた。

「ありがとうございます。」
「いえ、間違っていたのは僕なんで。」

そして、私の隣の席に座った。本当に最初の反応は何だったのか。