春風と、君のあざとい宣戦布告

今日は、桜が舞う、高校の入学式。
「今日からここに通うのか…」
そんなことをつぶやいたのは…
橘花音だった。
『痛った〜
うわ、今日入学式なのに、制服、めっちゃ汚れてんじゃん!』
「大丈夫?」
『うん…大丈夫だと思うけど。』
「そう。それなら良かった。
私、そろそろ行かないと…。」
『え、待って
俺の名前は、瀬戸レン。
よろしくね!』
「あ、うん。
よろしく。
私の名前は、橘花音。」
久しぶりに人を助けたなー
あれ、瀬戸さんと同じクラスなんだ。
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入学式も終わったし、教科書も配られて、疲れたから帰ろ。
『あー!
花音ちゃん!
同じクラスだったね✨✨』
めっちゃにこにこしてる…
私と同じクラスがそんなに嬉しいのかな?
「うん、そうだね。
これからよろしく。」
『高校に入って、初めて話したのも、花音ちゃんだし、同じクラスになれたのも、運命だと思う!
俺とずっと一緒にいて欲しい。』
なにこの人…
初めて出会った人なのに、初対面じゃないように話すじゃん。
それに、告白(?)してくるし。
「は?バカじゃないの」