「うん!数値結構良くなってるね!こんな短期間で回復するなんて先生達びっくりしてるよ!」
「そうですかね。でも、良くなって良かったです。」
体調は良くなったけれど薬とかの影響で食欲がわかなくてあまりご飯が食べれず、体重は5kg以上落ちてしまった。
「じゃあ、今日で病室に戻りましょうか!治療の薬も今日で終わりにするから食欲も少しずつ戻ってくると思います。ご飯、しっかり食べといてね。」
「はいっ。」
良かった...!今日から戻れる...!
「じゃあ、今日のお昼ぐらいに戻りましょうか!時間は伝えにいくのでそれまではお部屋で待っててね。...あ、樹くん達にもちゃんと伝えときます!」
「ふふっ。ありがとうございますっ。」
その後は先生と少しだけ雑談して診察室を出た。
この前のお手紙のことを聞くと樹くんと紘くんに頼まれて先生が置いてくれたらしい。
やっぱりそうだったんだっ…!
廊下を歩いていると吹き抜けになっている中庭が窓から見えて見下ろすと春に樹くんと見た桜の木の葉っぱが完全に散っていて冬の木になっていた。
そのまま病室に戻って小説を読んでいると少し経って星川先生が迎えに来てくれた。
「じゃあ、病室に戻ろっか!」
「はいっ...!」
先生の後ろをワクワクで着いて行って病室の前までくると先生は振り返って微笑んだ。
「私はこのあと少しだけ用事があるからここで失礼するね。2人ともすっごく優花ちゃんが戻ってくるの喜んでたからたくさんお話してあげてね。」
「はい...!」
先生が来た道を戻っていくのを見送ってから窓の方に向き直る。
...よしっ。
ゆっくりドアを開けるとこちら側を見ている2人と目があった。
「...!優花...!」
樹くんは目が合うとベットから飛び降りて私に抱きついてきた。
「い、樹くん...!?」
「良かった...。ぐすっ…うわ〜ん!!」
「ちょっ、樹、声でかいって…!優花が困ってるでしょっ…!」
ギャン泣きしている樹くんの背中を私は優しく撫でる。
紘くんは後ろで困った顔をして樹くんをなだめているけれど少し涙目になっていた。
「ご、ごめんねっ…。心配させちゃったよね…。」
「ほんとだよ〜…!!」
「…でも、良かった。無事に良くなって…。」
樹くんは私からゆっくり離れると大きく鼻をすすって涙を袖でゴシゴシ拭いた。
「樹、泣きすぎ…。」
「は、紘もだし。人の事言えない…。」
2人はそう言いながらも顔には笑顔が溢れていた。
「もう倒れないでね!もうこの数週間生きた心地がしなかった…!」
「はいっ…。分かりましたっ…。」
治療から戻ってきて自分を待っててくれた人なんてこれまでにおばあちゃんしかいなかったけれど、お友達
が待っててくれたことなんて一度もなかった。
「2人とも、待っててくれてありがとうっ…!」
「待ってるに決まってるでしょ…!?」
「そうそう。当たり前。」
優しい2人に待っててもらって私は幸せ者だっ…。
「そうですかね。でも、良くなって良かったです。」
体調は良くなったけれど薬とかの影響で食欲がわかなくてあまりご飯が食べれず、体重は5kg以上落ちてしまった。
「じゃあ、今日で病室に戻りましょうか!治療の薬も今日で終わりにするから食欲も少しずつ戻ってくると思います。ご飯、しっかり食べといてね。」
「はいっ。」
良かった...!今日から戻れる...!
「じゃあ、今日のお昼ぐらいに戻りましょうか!時間は伝えにいくのでそれまではお部屋で待っててね。...あ、樹くん達にもちゃんと伝えときます!」
「ふふっ。ありがとうございますっ。」
その後は先生と少しだけ雑談して診察室を出た。
この前のお手紙のことを聞くと樹くんと紘くんに頼まれて先生が置いてくれたらしい。
やっぱりそうだったんだっ…!
廊下を歩いていると吹き抜けになっている中庭が窓から見えて見下ろすと春に樹くんと見た桜の木の葉っぱが完全に散っていて冬の木になっていた。
そのまま病室に戻って小説を読んでいると少し経って星川先生が迎えに来てくれた。
「じゃあ、病室に戻ろっか!」
「はいっ...!」
先生の後ろをワクワクで着いて行って病室の前までくると先生は振り返って微笑んだ。
「私はこのあと少しだけ用事があるからここで失礼するね。2人ともすっごく優花ちゃんが戻ってくるの喜んでたからたくさんお話してあげてね。」
「はい...!」
先生が来た道を戻っていくのを見送ってから窓の方に向き直る。
...よしっ。
ゆっくりドアを開けるとこちら側を見ている2人と目があった。
「...!優花...!」
樹くんは目が合うとベットから飛び降りて私に抱きついてきた。
「い、樹くん...!?」
「良かった...。ぐすっ…うわ〜ん!!」
「ちょっ、樹、声でかいって…!優花が困ってるでしょっ…!」
ギャン泣きしている樹くんの背中を私は優しく撫でる。
紘くんは後ろで困った顔をして樹くんをなだめているけれど少し涙目になっていた。
「ご、ごめんねっ…。心配させちゃったよね…。」
「ほんとだよ〜…!!」
「…でも、良かった。無事に良くなって…。」
樹くんは私からゆっくり離れると大きく鼻をすすって涙を袖でゴシゴシ拭いた。
「樹、泣きすぎ…。」
「は、紘もだし。人の事言えない…。」
2人はそう言いながらも顔には笑顔が溢れていた。
「もう倒れないでね!もうこの数週間生きた心地がしなかった…!」
「はいっ…。分かりましたっ…。」
治療から戻ってきて自分を待っててくれた人なんてこれまでにおばあちゃんしかいなかったけれど、お友達
が待っててくれたことなんて一度もなかった。
「2人とも、待っててくれてありがとうっ…!」
「待ってるに決まってるでしょ…!?」
「そうそう。当たり前。」
優しい2人に待っててもらって私は幸せ者だっ…。

