拝啓、好きだったあなたへ

「あ、すみませn…」


何か落ちてしまった用で足元を見ると本が落ちてる


[拝啓、もう会えない貴方へ]


これ、私が好きで何度も読んでる本、


今も鞄の中にある、


「あの!これ、」


顔をあげると固まってしまった


綺麗な黒髪、両耳にあるシルバーのピアス、綺麗なつり目


(綺麗な人だ…)


「あざます。」


男の子はそそくさと歩いて行ってしまった。


(この本好きなのかな、話してみたかったな)


「…香!美香ってば!」

「あぁ!!ごめん!!」

「早く教室行こ!!」

「うん!」


(多分一年生だよね、学校でいつかまた会えるかな)