クズにはクズのやり方で

 腕を組んで、″どうだ? これ以上は何も言えないだろ〟と私は心の中で本間くんに言い返した。

「…じゃあ、これはどうですかね?」

 本間くんは目の前にいる私にスマホ画面を見せてきた。

 それは、私が男とホテル街に行っている写真だ。

 昼間本間くんに見せられた写真の男と違う人物だ。

 しかも、写真はまだある。

 スクロールしていくと、私と他の男の写真が出てくる。

 一週間分。七日。

 七枚の写真が撮られていた。

「これ……なんでこんなにあるの?」

 私は少し口を開けて、目を見開いた。

 これ…恋愛の気分じゃなかったけど。

 久々で楽しくなって、その日から毎日のように男を変えていた。

 それを撮るために、毎日夜に私を見張ってたの?

 そこまでする必要性ある?

「……ねぇ、なんで、そこまでするの? 私なにかした?」

 なぜ、私をつき回す必要があるのか。

 分からない。

「なにかって、決まってるじゃないですか。面白いからですよ」
 
 アハハアハハと大きい口を開けて、手を叩き高らかに笑っていた。

「はぁ?」