携帯画面を指さして、スマホを上げた。
何かを企んでいるようにニヤッと右に口角を上げていた。
周りは打ち合わせをしている最中なので、職員はあまりいなかった。
「……っ、本間くん…」
そうだ、本間くんからホテルに行こうとしていた写真を消してもらわなければ。
今日やるドラマを観ることで頭いっぱいで本間くんのことは忘れていた。
「この反応だと、忘れていたんですかね。これ、いいんですか。俺、SNSにあげちゃいますよ。いいんですか?」
上司に向かって、脅すのか。
私は立っていたので、一歩足を踏み出して本間くんの方へ近づく。
「本間くん。別にSNSに載せても構わないわよ。でも、それを載せたことで、本間くんあなたが信頼を失うことになると思うよ」
「いやいや……なに言ってるんですか? 俺は別に被害被る訳ではないですし」
「本間くんこそ、なに言っての。私はここで五年働いてるのよ。信頼されているのは、新人で入った人か経験者かどっちだと思う?」
本間くんは私の言葉に、唇を噛んで黙り込んだ。
「……そうですよね」
何かを企んでいるようにニヤッと右に口角を上げていた。
周りは打ち合わせをしている最中なので、職員はあまりいなかった。
「……っ、本間くん…」
そうだ、本間くんからホテルに行こうとしていた写真を消してもらわなければ。
今日やるドラマを観ることで頭いっぱいで本間くんのことは忘れていた。
「この反応だと、忘れていたんですかね。これ、いいんですか。俺、SNSにあげちゃいますよ。いいんですか?」
上司に向かって、脅すのか。
私は立っていたので、一歩足を踏み出して本間くんの方へ近づく。
「本間くん。別にSNSに載せても構わないわよ。でも、それを載せたことで、本間くんあなたが信頼を失うことになると思うよ」
「いやいや……なに言ってるんですか? 俺は別に被害被る訳ではないですし」
「本間くんこそ、なに言っての。私はここで五年働いてるのよ。信頼されているのは、新人で入った人か経験者かどっちだと思う?」
本間くんは私の言葉に、唇を噛んで黙り込んだ。
「……そうですよね」

