クズにはクズのやり方で

 小豆さんのQRコードを読み取って、食べ物の小豆がアイコンに載っていた。

「小豆、可愛い」

「あ、アイコン。分かりやすくていいかなって。割と気に入ってるんです。この名前」

 そう言った時、小豆さんの後ろから店長が大きな声で叫んだ。

「小豆さん! 仕事!」

 店長はレジを指さしていた。

 「早く」と口パクをして、こっちに来てと手で合図をしていた。

「…早く行ってあげてください」

「ありがとうございます。では、また」

 小豆さんはお辞儀をして、仕事へ戻った。

 私はコンビニを出て、帰路についた。

 帰った後、私はソファーにダイブした。

 疲れた~とポツリと呟いて、そのまま寝てしまった。

 翌朝。

 目覚めると、カーテンから光が漏れていた。

「ううぅ…うーん」

 私はむくっと起き上がった。

 もう朝で、化粧したまま寝たので肌がボロボロだ。

「……ああ…。昨日はいろいろあったなぁ。はぁ」

 ソファーで動かないまま、ボッーと一点を見つめていた。

 そんな時、スマホが鳴り響いた。

「…うーん、どこだ」

 スマホは自分のコートの中にあったので、瞬時に取り出して、タップする。

「……っはい…」