王子様を助けたら子供を授かり溺愛されてどこまでも追いかけてくる件

ルカはオルカイ帝国の王都の役所で目にした働く女性が多い事に感銘を受け文官や事務官に女性を採用するように働きかけている所だったので、サオリーナのスタイルがルカの政策を後押しした形となった。

ルカは王太子のボルドと話し合って何年かすると貴族という身分制度を廃止したいと思っているようだ。

今ボルドはオルカイ帝国の最高府の学校に留学している。日本で言えば大学のような所だ。

オルカイ帝国で貴族などの身分制度の廃止を勉強してくると言うのが目標らしい。

そこで知り合った女性とボルドは婚約した。

彼女も留学生で彼女の国の王様の姪だと言う事で身分に問題もなかったので、王家の人は皆ほっとしたようだ。

マリアとジョージアも結婚した。いつの間にか二人も愛を育んでいたようでルカは驚いていたがサオリーナは気付いていたのだ。

マリアとジョージアは公爵家の敷地内にルカが家を建てて住まわせた。ルーカスが大好きな二人といつでも会えるようにと言うなかなかに親ばかな措置ではあるが…

そしてルーカスが5歳になった時ルカとサオリーナに第2子の女の子が授かった。

彼女も金髪に青い目というルカの色をまとっている。目の下のほくろはない。それを確認してほっとしたサオリーナだった。

皆右目の下にほくろがあるなんてちょっと怖いものがある。とにかくルカの色というより王家の色が濃いのだ。

第2子の女の子はサブリナとルカが名付けた。リーナの名前が入るように考えてくれたようだ。

国王陛下が自分に名前を付けさせろと言ったが、頑としてルカは頭を縦に振らなかった。

次に子供ができたら父上に名付け親になってもらうからという事で納得してもらったようだ。

しかしそれからは次の子はまだできないのかとやいのやいの言われて、ルカもサオリーナもしばらく国王陛下を避けていたのは内緒の話。

女の子と言う事でまたも国王夫妻は大喜びしていた。

その少し前にボルドが結婚したので、国王は王位をボルドに譲りたいと言ったが、ボルドはまだまだ元気なのだからあと3年待ってくれと言ったそうだ。