やっと笑いが収まってサオリーナが、真面目な顔で言った。
「1カ月も何もしないでぼ~っとしていたから、昨日林を散歩してこれからの事を考えていたんだけど、薬屋はまた開けないと皆が困っていると思うの。この村の人は皆親切で優しい人ばかりだから誰も何も言わないでいてくれるけど…」
「リーナは薬師なのか?」
「そうよ、2級薬師よ。ここで爺ちゃんたちと食堂と薬屋をやってたの。でも、薬屋はあまり利益にはならないの。村の人達が困っているのを見て薬師になって皆を助けたかっただけだから。この村に薬屋はなかったので州都まで行かないと医者に処方箋を書いてもらっても薬は手に入らなかったの」
「リーナは、本当に安い値段で薬を売ってるの。持ち合わせのない人にはお金ができた時でいいなんて言って代金も貰わない時もあるんだよ」
「だって、皆その日その日で精いっぱいに暮らしているんだもの、そんな人達からお金なんて取れないよ。それにその代わりに野菜やお漬物なんかを持ってきてくれるしね」
「本当にリーナは、優しすぎるんだよ。野菜は裏の畑で新鮮な物が取れるじゃない。それも困っている人や孤児院にくれるし」
「だから、食堂も再開しようと思っているの。昼食だけの定食にしてその後はカフェのようなお菓子と紅茶やコーヒーだけ出す感じで、そして夕方には閉めるの。それなら、私一人で調理して給仕は今まで通りマリアがしてくれればいいでしょう?お昼時だけは薬屋は閉めるけど」
「じゃあ僕も手伝わせて、給仕の方は何とかなると思う。調理の方を出来たら手伝えればいいんだけど」
「ルカには畑の方の管理をお願いしたいわ。水をやったりするのは私の水魔法で一気にやれちゃうから、収穫や食堂で使い切れない物は市場に卸していたの。荷車でマリス爺ちゃんが週に1~2回市場までもっていってくれてた。家の野菜はとても評判が良くていつも買い上げてくれるお店の人も待ってくれていると思うの。だから、そっちの方を主に担当してくれると助かる。空いた時間があれば給仕もやってくれると嬉しいけど…ルカがお店に出ると女性客がぐんと増えそうよね?」
「うん、間違いない。ルカ目当ての女性客がわんさか来るかもね」
「ええっ、なんで、僕って叔父さんなんだろう?」
かなり根に持つタイプ! 言わないけど…
「だから言葉の綾だって、マリアが言ってたでしょう。マリア鏡持ってきてあげて」
「1カ月も何もしないでぼ~っとしていたから、昨日林を散歩してこれからの事を考えていたんだけど、薬屋はまた開けないと皆が困っていると思うの。この村の人は皆親切で優しい人ばかりだから誰も何も言わないでいてくれるけど…」
「リーナは薬師なのか?」
「そうよ、2級薬師よ。ここで爺ちゃんたちと食堂と薬屋をやってたの。でも、薬屋はあまり利益にはならないの。村の人達が困っているのを見て薬師になって皆を助けたかっただけだから。この村に薬屋はなかったので州都まで行かないと医者に処方箋を書いてもらっても薬は手に入らなかったの」
「リーナは、本当に安い値段で薬を売ってるの。持ち合わせのない人にはお金ができた時でいいなんて言って代金も貰わない時もあるんだよ」
「だって、皆その日その日で精いっぱいに暮らしているんだもの、そんな人達からお金なんて取れないよ。それにその代わりに野菜やお漬物なんかを持ってきてくれるしね」
「本当にリーナは、優しすぎるんだよ。野菜は裏の畑で新鮮な物が取れるじゃない。それも困っている人や孤児院にくれるし」
「だから、食堂も再開しようと思っているの。昼食だけの定食にしてその後はカフェのようなお菓子と紅茶やコーヒーだけ出す感じで、そして夕方には閉めるの。それなら、私一人で調理して給仕は今まで通りマリアがしてくれればいいでしょう?お昼時だけは薬屋は閉めるけど」
「じゃあ僕も手伝わせて、給仕の方は何とかなると思う。調理の方を出来たら手伝えればいいんだけど」
「ルカには畑の方の管理をお願いしたいわ。水をやったりするのは私の水魔法で一気にやれちゃうから、収穫や食堂で使い切れない物は市場に卸していたの。荷車でマリス爺ちゃんが週に1~2回市場までもっていってくれてた。家の野菜はとても評判が良くていつも買い上げてくれるお店の人も待ってくれていると思うの。だから、そっちの方を主に担当してくれると助かる。空いた時間があれば給仕もやってくれると嬉しいけど…ルカがお店に出ると女性客がぐんと増えそうよね?」
「うん、間違いない。ルカ目当ての女性客がわんさか来るかもね」
「ええっ、なんで、僕って叔父さんなんだろう?」
かなり根に持つタイプ! 言わないけど…
「だから言葉の綾だって、マリアが言ってたでしょう。マリア鏡持ってきてあげて」



