The story of a girl (一人の少女の物語)

ドアの向こうから遠慮がちな声が聞こえる。


光「シエル.....?起きてる.....?お昼ご飯できたけど...。

  食べない...?」


いつも通り丁重で控えめな口調。

それでもどこか兄の様子を伺うような緊張感が滲んでいる。

亜儚「ごめん。いらない。」


光「...ううん。大丈夫。...何かあったら呼んでね。」

そういうと、遠ざかる足音が聞こえる。