好きになっちゃだめなのに⁈〜極甘御曹司に溺愛されて困ってます〜

「君は何か欲しい物はないのか⁇」


不意に征吾さんは訊ねる…



「赤ちゃん用品は沢山高城のお母さんから頂いているし、ベビーベッドもベビーカーもバウンサーも…赤ちゃん用品は溢れるくらい貰ってるので、特にないです」



私は少し考えても欲しいものなどない…



「そうじゃなくて、君自身の欲しいものだ…」



私自身の欲しいもの⁇



私は首を横に傾げて考えてしまう…



「欲しい物はここにちゃんと貰いました…でも強いて言えば…⁇」



私は征吾さんとの愛の結晶である愛しいお腹の子を触って答えた…



「強いて言えば何だ⁇」



征吾さんが不思議そうに聞いてくる…



「欲しいものと言うか…お願いというか…⁇」



私は少しもじもじとしてしまう…



「何だ⁇早く言ってくれよ‼︎気になる…」



征吾さんは早く言ってくれと私を急かした…



「し、仕事中でも私から連絡していいですか⁇」



い、言い切った…



今まで聞きたくても聞けなかったのだ…



プッアハハ‼︎



征吾さんが笑いの栓でも取れたように笑っている…



私は一斉一大のお願いをしたのだ‼︎



そんなに笑わなくてもいいのに…



「わ、笑わないでください」



私は少し拗ねたように言った…



「君は男を手玉に取るのが上手いな」



征吾さんが私を抱きしめて額にキスをする…



「私は手玉になんか取っていません‼︎」



やっぱり首を傾げる私に征吾さんは「君には敵わないな」と言って今度は唇にキスをした…



私はどういう意味なのか分からないけど、征吾さんと一緒にいられる幸せを肌で感じ、毎日の幸せを噛み締めて幸せを感じた…