好きになっちゃだめなのに⁈〜極甘御曹司に溺愛されて困ってます〜

「えっ‼︎美空本当なの⁉︎」



お母さんと弟達は驚いて私を見ている‼︎



「うん…本当だよ‼︎今7週目に入ったところ」



私は自分のお腹に手を当てて、お腹の中の赤ちゃんを愛おしむように報告した…



「だったら早く言いなさいよー‼︎大事なことじゃない⁉︎知らないから母さんあんたを普通に働かせちゃったじゃない‼︎」



お母さんはまた涙が出て来てしまったようで、近くにあったティッシュで涙を拭いている…



「それなら身体大事にしないと。もう店は大丈夫だから、休んでゆっくりしてなさい‼︎」



そうお母さんに言われ、私は自分の中に守らなきゃならない大切な命が宿っていることをまた実感した…



「その事で、お母さん達にご提案がありまして…」



高城さんがお母さんの言葉に被さるように話し始める…



「美空さんを、私の自宅で休養させたいと考えています。美空さんは無理はしないから店を続けたいと言うのですが、寒い季節ですし、身体のことが心配になって…もしお母さんから承諾が得られるなら、直ぐにでも美空さんと一緒に暮らして療養して欲しいと考えています」



高城さんの言葉に私は驚いてしまう…



高城さんそんな事考えてたんだ…



でも…



私がいなくなったら店はどうするんだろう⁇



お母さんだけじゃ配達できないし、店が回らないのに…



私が心配していると…



「それなら、俺たちが店手伝うよ‼︎俺たち元々大してやりたいこともないし、今まで姉ちゃんが店やってた分自由にさせてもらってたからさ‼︎」



陸と海の思いがけない言葉に私は驚いてしまう⁉︎



「でも、あんた達にはそれぞれ仕事があるでしょ⁇自分の仕事もあるのに店手伝ってたら疲れるんじゃ…」



私は陸と海を心配して言葉を発した…



「それなら大丈夫‼︎仕事だったらいつ辞めてもいいから‼︎元々大してやりたい仕事でもなかったし、俺たち2人いる訳だから、配達や店番だったら2人で交替してできるし‼︎」



だから姉ちゃんは、ゆっくり休んでていいから…



弟達は頼もしい…



私は小さい頃から面倒を見ていた弟達が、こんなに逞しく、頼もしくなったことに驚いていた…



「高城さん‼︎姉ちゃんを、宜しくお願いします‼︎」



そう2人で正座して挨拶する弟達に私は涙が出てきて止まらない…



もう‼︎みんな泣かさないでほしい‼︎



お母さんと弟達にも進言され、私は高城さんの住んでいるマンションで赤ちゃんが無事産まれるまでの間休養することになった…



どうしよう⁇



こんなに幸せでいいのかな⁇



後でドンデン返しがきて、この幸せがなくなっちゃったらどうしよう⁇



実は嘘でしたって言われてこの幸せが消えちゃったらどうしよう⁇



私は幸せすぎる今の状況に怖さすら感じたけど、素直に今の惜しみない幸せを噛み締めようと溢れ出る涙を拭った…



みんな有難う…



私は家族と高城さんに心から感謝した…





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