好きになっちゃだめなのに⁈〜極甘御曹司に溺愛されて困ってます〜

「た、高城さん‼︎やっぱりちょっと待ってください…私心の準備が…」



若干抵抗気味に高級マンションの扉の前で無駄に抵抗している私は今高城家の皆さんが住むマンションの前にいる…



高城さんから俺の家族に会って欲しいと言われた私は、緊張しすぎてタジタジになり、どう挨拶をしていいのか頭を抱えて悩んでいた…



高城さんからは父も母も私に会いたがっており、もう話はしてあるから大丈夫だと言われているが…



高城グループの御曹司である由緒正しき高城家の方達にご挨拶するなんて緊張しないわけがない…



ここにくる前に高城さんには朝から呼び出され、行きつけのブティックやらサロンやら、エステやら、行ったこともないような高級な場所に目まぐるしく連れて行かれた…



まるで自分が着せ替え人形にでもなったように次々と高級で庶民の私では手の届かないようなブランドの服を着せられた私は、それだけで体力が消耗してしまう…



20着は着せられたのでは⁇という煌びやかな洋服の中からこれだと着せられたドレス風の素敵なワンピースが選ばれ、私はお姫様にでもなったかのように夢見心地になり、胸弾ませた…



お洒落なサロンで普段から洗う以外全くと言っていいほど手入れしていない髪を素敵にセットして貰えば、もう私の気分はこれから舞踏会に行くシンデレラのようだ…



エステの予約もとってあり、全身を余す事なくマッサージされれば、今まで隠れていたプチ脂肪も全て燃焼されて消え去りそうだと少し自分の体型が恥ずかしくなった…



どうして着飾るのか聞かされていなかった私は、高城さんから、これから両親に挨拶に行くと言われて「えっ‼︎」と恐れ慄いた…



「ちょっちょっと待ってください‼︎ご両親て高城さんのですか⁇」



そう驚嘆して驚いた時には時すでに遅し…



私は高城さんの運転する黒い高級車に乗せられて、高いタワーマンションの高層階へと連れ出されていた…