好きになっちゃだめなのに⁈〜極甘御曹司に溺愛されて困ってます〜

「お忙しいのに時間を作っていただいてすみません…」



言葉尻を濁して私は辿々しく言葉を察する…



「取り敢えず食事でもしながら話そう…」



そう言われ、私達は食事をしながら話すことにした…



高城さんもどこか何となく緊張しているように感じる…



私だけではないのかな⁇と少し安堵している自分がいた…



食事場所はスタイリッシュな個室のあるステーキ屋だった…


「肉は好きか⁇」と訊ねられ、「はい。好きです。何でも好き嫌いはないので」とはっきりとした物言いで言う私に、「それなら良かった」と高城さんは口角を上げて笑った…



その笑顔に私はやっぱりキューンとしてしまう…



い、いけない…



高城さんに会うと手中にハマってしまうと私は気を強く持って平静を装った…



席に着くと高級なステーキの品々とお酒がメニュー表から頼まれ、私はまた尻込みしそうになる…



店員さんに料理を頼む姿まで格好良くて画になると私はまた見惚れてしまいそうになった…



「それで、話とは何だ…⁇」



高城さんは高級そうなグラスに入ったお酒を一口飲むと、話の真髄に迫るように私に意地悪に質問した…



「単刀直入に言うと、私は高城さんの都合のいい二番目の女にはなりません‼︎」



ずばっと決意したように発した言葉には私の決意が込められている…



言い切った私の右手は震え、左手で震えを抑えるのがやっとだった…



それ程に私は緊張していた…