好きになっちゃだめなのに⁈〜極甘御曹司に溺愛されて困ってます〜

「悪い…俺が君を待たせたばっかりに…君に不快な思いをさせてしまった…」



さっきまでの恐ろしい顔とは違い、目尻を下げて口元を緩めた高城さんは、いつもの優しい高城さんの表情に戻っている…



「大丈夫です…本当は少し怖かったけど、高城さんが助けてくれたから怖さも吹き飛びました…」



有難うございます…



そう言って少し不自然に笑った私はまだ震えている…



そんな私の様子を見て悟ったのか、「無理に笑わなくていい」と高城さんは私の肩を引き寄せて抱き止めた…



不意に抱き止められて私は驚きと同時にキューんとしてしまう…



真っ赤になって俯く私にすまないと咄嗟に私を解放し、高城さんは私から離れた…



もしかして高城さんも照れてる…⁇



私が可愛いなと思ってフフフと笑っていると、「行こう。俺から離れるな」と言って手を握られた…



私は不意に繋がれた手に少し驚いたけど、なんか…普通のデートみたい…と嬉しくなり、高城さんの手を握り返した…