「いえいえ~まだまだあたし達中3よ?というか姫って呼ばないで美来って呼んっ・・」そういうと待っていたのかのように
耳元で
「分かった~美来。お前が僕の人生の中で初めてあった最初のいい人だよ♪」
 といってほっぺにキスをした。
急に美来って呼ばれるしキスまでされたあたしは・・・
  はい。顔真っ赤!
「何急に呼び捨てになってるのよ!おまけにキスまで・・・」
  完全に自分おかしい。

「美来が姫やめろっていったんじゃん?キスはただのスキンシップ♪
 もしかしてオレの事好きになった?」
 好きになるはずがない・・あたしはあんたじゃなくて・・・。
言おうとしたけど
「あーここ玄関♪またな美来♪」
  宗太が美来というのはまだなんだか慣れてないけどいずれなれるだろう・・・。

「あ~じゃまたね~」

バタン。

はあ~今日もいちだんと疲れた~
 時計に目をやると・・・ 
 10時・・・。はあ・・・
この広い豪邸はもう2度と行く事はないだろうと思ってじろじろ見ていると
 遠くからカーテンごしに誰かが見てた・・・
 もしかしてキス見られてたかな?
恥ずかしい気持ちで豪邸を後にした
  その正体はあとで知る事になる

電車でなんとか帰って親に怒られたのはいうまでもない・・・。