ギャグとラブコメと天然が織り成す生徒会について。

美亜のツッコミは、もはや空回り気味だ。一方、明里は、そんな美亜と直人のやり取りには目もくれず、カエルの話題で盛り上がっていた。



 「ねぇ、美亜ちゃん、ねぇ、直人くん!聞いてよー!今日、学校の裏庭で、すごく大きなカエルを見つけたんだ!もう、ぷっくりしてて、つまようじでつつきたくなるくらい可愛いーのっ!!」

 
 「カエル?明里、君のその"カエル愛"はもはや"人間に不必要な進化論"の謎だ。一体、どこからその情熱が...」
 

 直人が、明里の話題に反応するも、やはり自分の話に持っていこうとする。



弘美は、そんなカオスな状況を、クールな表情のまま、的確に分析していた。
 


 「...明里、カエル。...直人、ナルシスト。...美亜、困惑。...状況、分析完了。...次に取るべき行動は、『観察』。...以上」
 


 弘美は、ゲームのキャラクターのように、淡々と状況を説明し、そして、またヘッドホンを装着した。


彼女の冷静な分析は、むしろ状況をさらにカオスにしているのかもしれない。



美亜は、そんな生徒会メンバーに囲まれながらも、ピヨちゃんの世話を如月先生に任せられることに、心から安堵していた。




この騒がしい日常が、彼女にとってどれほど大切か、改めて感じていた。冬休みは、もうすぐそこまで迫っていた。



生徒会室の窓から見える空は、冬の澄んだ青色をしていた。