ギャグとラブコメと天然が織り成す生徒会について。

明里は、数学の苦手意識と連動して、思考が混乱し始めた。そろそろ白目を剥きそうになっている。


「ゲシュタルト崩壊!」と叫んだかと思えば、次の瞬間には「カタストロフィー理論!」と叫びながら、生徒会室をぐるぐると走り回る。


まるで、自分自身の複雑な感情を、物理法則に結びつけて整理しようとしているかのようだ。

 
 「明里、落ち着け。君のその行動は、まるで「ポアソン分布」だ。



予測不能な事象が、ランダムに発生している。



しかし、俺の「解析力学」にかかれば、その混沌すらも秩序へと導くことができる!」
 


 直人は、得意げに胸を張り、明里の奇行に(本人なりに)冷静なツッコミを入れる。



彼は、少し美亜への想いを胸に秘めている。



如月先生が美亜に近づいている(ように見える)状況は、彼にとって穏やかではない。





しかし、その嫉妬心すらも、彼はナルシストな「パフォーマンス」へと昇華させる。




鏡の代わりに、窓ガラスに映る自分の姿を頻繁にチェックしながら、彼は続けた。