「なんだか美亜ちゃん、如月先生となんか、いい感じ...!?」
町田明里のその一言が、生徒会室に緊張感と興奮をもたらした。
叶美亜と数学教師・如月先生が、二人で話している姿を、明里、直人、弘美の三人は、影からこっそり目撃していたのだ。
如月先生が美亜の肩に手を置いているように見えた(実際は、ピヨちゃんの水槽の持ち方をアドバイスしていただけなのだが、明里にはそう見えた)。
その光景は、三人の疑念をさらに深めるには十分だった。
「あの、美亜ちゃん、如月先生の肩に手を...!これは、まさかの禁断の恋!?ううん、でも如月先生、すごく紳士的だからただの励ましだったのかも...!あー、もう、どっち!?どっちなのー!?私、気になって黒目が飛んで言っちゃうよぉ~!!」



