ギャグとラブコメと天然が織り成す生徒会について。

 「いやー、テストってまるでラスボス戦みたいだな。でも、ちゃんと戦略立てて挑めば、なんとかなるものだ。」


 「戦略、ねぇ...。明里のカエルつまようじ事件や、直人のナルシスト炸裂トークが、戦略だったとは思いがたいけど。」



 美亜の言葉に、弘美はニヤリと笑った。


 「いやいや、あれはあれで、美亜さんを飽きさせないための『隠しイベント』っすよ。美亜、いつもツッコミお疲れ様だな!」


 「え...?隠しイベント?」



 美亜は、弘美の言葉に少し驚いた。


彼女は、ただ単に皆のボケにツッコミを入れているつもりだったが、それが彼らにとっては、一種のコミュニケーションだったのかもしれない。



 「そうだよ、美亜。君がいるから、俺たちの日常はこんなにも輝くんだ。...もちろん、俺の輝きは別格だけどね!」



 「またそれか!」



 美亜は、直人のナルシスト発言にツッコミを入れながらも、心の中では、この友人たちに囲まれていることに、静かな幸せを感じていた。



明里が、寝返りを打って、美亜の腕にそっと寄りかかってきた。



その温もりに、美亜の表情がさらに和らぐ。



  「それにしても、テストの結果、どうだったんだろうね。成績優秀な美亜さんは、きっと満点だったんだろうな。」