ギャグとラブコメと天然が織り成す生徒会について。

美亜の嘆きは、生徒会室に響き渡る金魚のピヨちゃんの水音にかき消された。


金魚鉢の中で悠々と泳ぐ金魚の"ピヨちゃん"は、明里が名付けた、この生徒会室の癒やしキャラである。


しかし、その癒やしさえも、カエルつまようじ事件やナルシスト発言、ゲーム談義の嵐に巻き込まれ、早々に迷走の様相を呈していた。


秋の涼しい風が、美亜の額の汗を拭う。


この勉強会、果たして無事に乗り越えられるのだろうか。美亜の心に、早くも不安の影が忍び寄っていた。