体育祭も、いよいよ閉会式を迎えた。 美亜は、生徒会席で、疲れながらも満足そうな表情を浮かべていた。 生徒たちの輝く姿、そして、仲間たちの珍騒動。 全てが、美亜にとって、かけがえのない思い出となりつつあった。 閉会式が終わり、生徒たちが続々と校庭を後にする中、美亜は一人、生徒会室に戻っていた。 窓際のピヨちゃんの水槽に目をやると、そこには、以前の元気な姿があった。 鮮やかな緋色を取り戻したピヨちゃんが、水槽の中を優雅に泳ぎ回っている。