ギャグとラブコメと天然が織り成す生徒会について。

生徒会室で飼っている金魚のピヨちゃんが、昨日から餌を食べず、水槽の底でじっとしているのだ。


鮮やかな緋色をしていたはずの身体は、どこか濁って見える。



美亜は、生物の知識を総動員して原因を探ろうとしたが、さっぱり分からない。


 
 「うーん、ピヨちゃん、きっとお祭りがしたいんだよ!体育祭、楽しみなんだね!」
 


 隣で、書記の町田明里が、キラキラした瞳でピヨちゃんを見つめながら言った。


いったいその発想はどこから来るのだろうか。


美亜は、明里の天然ボケに顔を引きつらせながらも、ピヨちゃんの心配で頭がいっぱいだった。