翌朝、彼女とアパートで、一緒に朝食を食べた。トーストにハムエッグを乗せただけの朝食。僕が作った。彼女は、ハムエッグの白身を先に食べて、黄身を最後に残す食べ方をした。僕は、かじったところから持っている手にかけて減らしていく食べ方をした。僕は彼女の食べ方は下品だと思った。彼女は僕の食べ方を見て、怪訝そうな顔をした。
つくづく合わない。でも、そんなことは別に合わなくったっていい。
彼女が仕事に出かけた。僕は、すっかり財布代わりになったスマホを片手に、外に出て、和霊神社に向かった。
和霊神社でお参りをする。賽銭として使える小銭がないことに、情けなく思った。財布を買わなければと思った。
しかし、僕は今日、決意を報告しに来た。
決意の後、僕はホテルに向かい、チェックアウトを済ませた。スーツケース1個分の荷物を、彼女のアパートに運び入れて、パソコンを開き、僕は小説を書く。



