君に届けたい想い

追いつめられる想い―。


翼君はアタシのこと好きなんじゃないの??好きだから、OKしてくれたんじゃないの??


どうして、どうして―?


アタシはそんな事を考えながら公園に向かっていった。




着いた…。 翼君に言われた公園に。


でもそこに、翼君の姿は見あたらなくて…。


まだ着いてないのかな?それとも、どこかにいるのかな??


当たりをキョロキョロ見渡す―。


翼君らしき影、翼君らしき髪型、翼君らしき身長―。


探しても、探しても、翼君の姿は見あたらなくて。


どこ?どこ??どこ???



時間はアタシが家を出てから、すでに、20分ほど経っていた。


しょうがない、メールを送るしか―。



持っていた鞄から携帯を取り出す。


翼君、翼君、翼君―。


あった!! 翼君のアドレス―!!


そして私は、メールを送った。