私の心が、運命の人に届くまで

ある夏の日、私は応援団に立候補した。人前に立つのが昔から大好きでとにかく目立ちたがり屋だったんだ。だから応援団に立候補した。まさかあの人がいるなんてこの時は思ってもみなかった。
初めて応援団みんなで集まった。全員顔は知っていたんだけど、、ってあれ?なつきくん?
今回の応援団では役割やこれからの計画を立てた。
「じゃあ、まず応援団長やりたい人ー!」友達が聞いた。
「俺は嫌だよ?」なるんだろーなーって思ってた人がならなくてびっくりした、
「じゃあ私がやる!」そういって立候補したのにも理由がある。決める前日にパパに相談してからにしようと思って話してみた。私が恥ずかしいって言ったら「あやから恥ずかしいなんて言葉はでない」なんて言われたもんだからやるしかなかったんだよね、、
応援団の帰りになつきくんに話しかけた。
「君ってさ、図書委員だよね?」多分そうだった気がする。
「違いますけど?保健委員です笑笑」
「えっ!?ん?ご、ごめんっ!!」私は顔を赤らめてしゃがんだ。
「笑笑うっそでーす!」はっはぁー?びっくりさせといて!!
「ひどいーー!!」この後はなつきくんを追いかけ回した。
今思えばこの時から仲良かったな。
今日も応援団の集まりがあった。この日は何をやるのかを考えていた。ただ、私は悠人くんが好きだったからあまりなつきくんには目がいかなかった。
次の日もまた次の日も毎日応援団の集まりがあった。そして迎えた本番の日、赤組が優勝した!
ただ、本番後の休みで風邪をひいてしまった。
月曜日は熱がなかったので学校に行ったがきつくて保健室で休んでいた。すると、「失礼します」ん?なんか聞いたことある声が聞こえてきた。誰だろう、、私と同じで風邪引いたんだ、、先生がちょっと職員室行ってくると言って出て行ったので今のうちにと思い、起き上がって誰かのぞいてみた。
「っ!?なつきくん!?」びっくりした。同じ時期に風邪引くなんてびっくり
「だんちょう、、?」元気がなかった。
「かぜ、、?」コクンと頷いた。心配だった。
「お大事にね!」頷くだけだった。
次の日、心配で5年生の教室に行って確認したらなつきくんはダウンしてしまって学校にはいなかった。そこから1週間会えなくてさびしかった。好きじゃないのにな、、
委員会がある水曜日に久しぶりに会えた。でも、元気はなかった。
次の週になると、また元気になってきた。
「運動場にいる悠人くん探そうよ!」私は悠人くんが好きだったから、、
「えー、、いいけど、」ん?なんか怒ってる?
「みて!いたよ!!」なんか素っ気ない、、
「なつきくんってさ、好きな子いるの?」
「いないよ、」そっかぁ、、
「じゃあ気になる人は?」
「いない」そっか、、
「なつきって優しいよねー!」
「あっ!なつきっていったぁ!」
「他の子だってよんでるじゃん!」おかしいでしょ!そう思った。
「団長は呼び捨てしないで、、?」はぁ?意味が分からない。なんで私だけ?嫌われてる?
「わかったよ。」
次の日も委員会に誘ったらちゃんときてくれた、
私はサボってる子の代わりに仕事をやっていた。
すると、耳元でこそっと「団長ってさ○○って知ってる?」聞こえなくて顔をしかめると
「大丈夫!さすがにやらないから!!」はぁ~?何のことだよ、、!
私の担当の曜日には莉子ちゃんが一緒だったけど莉子ちゃんが全然来ないためイライラしてた。ちなみになつきくんは水曜日。
「ねぇ、なつきくん。金曜日の担当が莉子ちゃんなんだけど、莉子ちゃんが全然来ないから曜日変わって欲しい。」
「いいよ!」やった!!
そこからなつきくんと私が金曜日になった。
ある日、委員会が終わってガムテープをつけあいながら歩いていた。
「ねぇー!なつきくん。一応私が年上なんだけど!?」
「身長は僕が年上です笑笑」ひどすぎるでしょ!確かになつきくんの方が高いけど、、
「はい、どーぞ!」ってはぁー?ガムテープ付けられたんだけど!?
「悠人くん取って~!」悠人くんに頼んだのに
「悠人!取らないで!」なつきくんめ~!
結局昼休みが終わってからなつきくんが取ってくれた。
暇だったからなつきくんと一緒に図書室に行った。
「せんせー!これって取ってもいいー?」私達はガムテープを取らされていた。
「これはー?」いつもタメ口で先生と話していたら、、
「いいですか?」わざわざ敬語に直してくる
「せんせー!なつきくんがいじめてくる!」
「きます!」まじでー、、
終わってからまた、ガムテープで追いかけられるし、、
その日は放課後にクラブがあった。私が片付け終わって帰ろうとしたら、、
「なつきくん!?なんでまだいるの!?」
「待ってたんですー!」ドキッとした。
「あ、ありがとう(*'-'*)」
次の委員会の日にはiPadで「可愛くてごめん」を弾かされて間違えたやつを録音してずっと流してきた。
「やだー!!恥ずかしいじゃん!」
「笑笑」なつきくんは大爆笑だった。
次の委員会では各クラスに本を返してない人の紙を配りに行く仕事があった。ただ、妹のクラスの男子が少し嫌でなつきくんに着いてきてもらった。
私は家に帰って考えていた。
なつきくんのこと、好きなのかな、、?でも、恋愛感情か分からない。なつきくんといると本音がでるし、落ち着ける。なんでだろう。
ある日の昼休み、給食に白玉があって飲み込めなく、委員会に遅れてしまった。
「団長遅い」なつきくんが怒ってる、、?
「ごめんね!白玉が飲み込めなくて、、」なんか笑い出した。
「団長、白玉が飲み込めなかったの?じゃああだ名は白玉ンね?」最悪、なんて変なあだ名なのー!?
次の週にはなつきくんがイライラしてきた。
「どうしたの?」心配で聞いてみた。
「悠人が自己中過ぎていやだ、」え?私は悠人くんが好きって言ったのに、なんで悪口言ってくるの?
そこから悪口を聞いていた。
私は6年生だから卒業が近かった。委員会も引き継ぎの時期に入った。