「マーガレット様! 探しましたよ」
ヴァルのおかげで完全に回復した私は、それぞれの部屋を見回ってから食堂へと向かった。
すると私をずっと探していたのか一人の聖女が小走りで近づいてきて、耳元で囁く。
「一人。他の方と症状が違う方が混ざっていました。一応別室に移動させ治癒を施してみたんですが変わりなく、高熱が続いています」
「その他の症状は? 高熱だけなら癒せるはずですよね?」
「それが体中に酷い火傷を負っており、とても言いづらいのですがマーガレット様の妹であるリリアナと対面した際に暴言を吐かれたみたいで聖女を拒絶しています」
体中の酷い火傷と高熱。それだけなら聖女は癒せるはずなのに、別室に移動する前にリリアナがその方と出会い暴言を吐き、聖女への信頼を落とした。
拒絶の意思があると力が上手く伝わらないことがあり、そのせいではないかと彼女は言う。
「もう一度試してみようと思うんですが……、その力が」
なるほど。余力が残っていないから私に相談して来たってことね。
「分かりました。私が診てみます。その他の症状などありますか?」
「いえ。私が診たところこの二つくらいです」
「ありがとう。貴女は休憩していてください。他の方も食事を取るなり休憩してと伝えてください」
部屋だけではなく教会すべてに聖神力を使ったのか、皆とても疲れた様子で食堂にいた。
取り敢えず彼女たちは休憩させて私は別室に運ばれた方の元へ向かうことに。妹が暴言を吐いたせいで受け付けなくなったのなら責任を取らなければならない。
それが『姉』だと散々言われてきたから。
ヴァルのおかげで完全に回復した私は、それぞれの部屋を見回ってから食堂へと向かった。
すると私をずっと探していたのか一人の聖女が小走りで近づいてきて、耳元で囁く。
「一人。他の方と症状が違う方が混ざっていました。一応別室に移動させ治癒を施してみたんですが変わりなく、高熱が続いています」
「その他の症状は? 高熱だけなら癒せるはずですよね?」
「それが体中に酷い火傷を負っており、とても言いづらいのですがマーガレット様の妹であるリリアナと対面した際に暴言を吐かれたみたいで聖女を拒絶しています」
体中の酷い火傷と高熱。それだけなら聖女は癒せるはずなのに、別室に移動する前にリリアナがその方と出会い暴言を吐き、聖女への信頼を落とした。
拒絶の意思があると力が上手く伝わらないことがあり、そのせいではないかと彼女は言う。
「もう一度試してみようと思うんですが……、その力が」
なるほど。余力が残っていないから私に相談して来たってことね。
「分かりました。私が診てみます。その他の症状などありますか?」
「いえ。私が診たところこの二つくらいです」
「ありがとう。貴女は休憩していてください。他の方も食事を取るなり休憩してと伝えてください」
部屋だけではなく教会すべてに聖神力を使ったのか、皆とても疲れた様子で食堂にいた。
取り敢えず彼女たちは休憩させて私は別室に運ばれた方の元へ向かうことに。妹が暴言を吐いたせいで受け付けなくなったのなら責任を取らなければならない。
それが『姉』だと散々言われてきたから。

