地獄で私と二人きり

 しばらく籠っていたけど、ちょいうどいい時間になったため教室の席に向かった。

 落書きされた机と椅子、机の中と椅子には大量の画びょう、机の上にある花。

 花は、「スノードロップ」

 花言葉は、「あなたの死亡を望みます」だけど、他にもある。「希望」も花言葉だ。

 「希望」は、これからアレンと会うために動く私にぴったりだ。

「素敵な花をありがとうございます」

 送ってくれたであろう人物にお礼を言う。

「なんで私に言うの?!私じゃないわよ?!」

 なぜか、怒らせてしまった。

 なんで分かったのか、なんて、考えたら分かんないのかな〜

「貴方のネイルチップが、花瓶に落ちていたいました。貴方のお友だちのあの方の香水の匂いとか、貴方の幼馴染の字と全く同じだったり、画びょうには貴方達3人の指紋がべったりと…」

「も、もういいわよッ」

 彼女は顔を青くして、教室から出ていってしまった。

 異端者、とも書かれていたけど、それはアレンを助ける為に必要なの。

 前世のリタも、理沙も、誰かに頼ることが苦手で、強がってるのに、本当は弱虫だった。

 でも、私は一度死んで、本当に大事なことを知った。

 愛する人が楽しく生きてるなら、私は幸せだってこと。

 …できることなら、私もその人の隣で笑っていたいってこと。

 それを叶えるためなら、誰に恨まれても、誰にけなされても構わない。

 アレンが、私を強くしてくれたんだ!