地獄で私と二人きり

「アレンの役に立つ力をください。」

 もちろん、リタは怖くないわけではありません。怖くて怖くて…仕方ありません。

 自分がきっかけで、アレンが罪を犯してしまったのだから、その償いの役に立ちたいという思いが、リタにはありました。

 「わかりました、伝えておきます。あなたの記憶は、16で戻ります。」

 リタは、アレンの為の決意を胸にコクリと頷きました。