冷酷な皇帝の溺愛



「ん…やよ、いくん……?」




と呟いた。




起こしたか?と思ったが、月はまた夢の中へ旅立ったようだった。




くそ、会うつもりなんてなかったのに……。




プルルルル……




静かな図書館に着信音が鳴り響く。




俺はスマホを取り出し、電話に出る。