冷酷な皇帝の溺愛



「ちょっと舞衣。先に言わないでよ。星乃さん!わたし佐々木 美奈(ササキ ミナ)。美奈って呼んで!」




「舞衣ちゃん、美奈ちゃんって呼ばせてもらうね!私のことはなんでもいいよ!」




と言うと美奈ちゃんは顔を下に向け少し考え出した。




どうしたんだろう?と心配になったところでがばっと顔を上げ閃いた顔で口を開いた。




「名前の漢字を取ってツキってどう?」




「美奈、天才〜!」




う、嬉しすぎる〜。私は胸が熱くなりうるっとしてしまった。




「え、どしたの?」




「私、あだ名を考えてもらったの初めてで、というか仲のいい子もいなかったから」




そう、実は私、今までは夜宵くんに時間を費やしていたため友達と呼べる存在が1人もいなかったのだ。