まわりをキョロキョロ。
へやのなかを、キョロキョロ。
「そうだ! これは どうかな?」
「いいかも! ながいし これにしよう」
ぼくたちはクリスマスツリーから、しろくてモフモフした、ながいワタをとった。
それをペタペタはれば、かんせい。
…でも。
おへやは、たのしくなったけど、かざりがへって、クリスマスツリーはさみしそう。
「そうだ オリガミを かざろうよ!」
「そしたら ツリーも さみしくないね!」
ぼくたちは、あまっていたオリガミでツリーをかざった。
あか、しろ、きいろ、あお、みどり。
いろんないろの、いろんなオリガミがツリーにはられてる。
「かんせいしたね」
「うれしいね」
あとはパパとママにあげるプレゼント。
それもしっかり、よういしてる。
そのあとは、テレビのおへやで、じぃじとばぁばといっしょにあそんだ。
もちろん、ミャーコともなかなおり。
きょうはクリスマスだから。
みんな、えがおですごさなきゃ。
だから、いたずらっこなミャーコのことも、ゆるしてあげるんだ。
そしたら、よるになって、パパとママがかえってきた。
りょうてに、ケーキとごちそうをもって。
ぼくたちは、おふろにはいって、おいしいりょうりをたべた。
そのあとで、パパとママにプレゼントをわたす。



